一歳十か月の息子くん、断乳なのか卒乳なのか?ですが
とにかく母乳育児が終わりました。
アーユルヴェーダにおける「母乳育児」の位置づけと
母乳卒業までの経緯を本稿に記します。
個人的な内容を含みますが、ご容赦くださいませ。
アーユルヴェーダにおける母乳
『子供の適切な成長と発達のために母乳に匹敵するミルクは他にない』
と述べています。
すべての女性が母乳育児をできるわけではありません。
乳房切除をした人
持病や感染症にかかっている人
代理出産をした人
あるいは父親
私がお世話になっていた助産師さん曰く
「母乳をあげられなくても『抱っこ』してスキンシップを取り、愛情あふれる手でミルクを与えることで、赤ちゃんを育むことができる」
と。
母乳は免疫系、神経系、骨格系の発達に貢献し、健康の揺るぎない土台を築くことはよく知られています。
しかし授乳の計り知れない贈り物のひとつは、母親と赤ちゃんの間に共有される愛情と親密さ。
「授乳が瞑想になる」
このことを私に早く教えてくれた人がいたなら、もっと授乳を違う視点でみられたかもしれない、と思います。
もちろん、分かっていたらそれができるかというと、そうではありませんが…
授乳中、静かに座り、深く呼吸し、赤ちゃんの目を瞑想の対象にする。
栄養を与えること以外は何もしない瞑想です。
数時間おきの授乳のたびに、瞑想する機会がどれだけあったことか。
けれど実際には私は授乳中に
次のワークのことを考え
仕事のシミュレーションをし
時にはスマホを見てテレビを見て…
母乳が日常のことになると、神聖なことをしているという心で行うことは、そういつまでもできませんでしたが、もうちょっとこの側面を意識しておきたかった。
断乳・卒乳の方法
断乳の日をスパッ!と決めた断乳ではなく、徐々に母乳が出なくなるのに合わせて、少しずつ回数を減らすやり方でした。
計画的にではなく、母乳の出と息子の状態を見ながらの、その場その場の対応断乳?です。
最近は授乳を一日に二回、一回だったのが、二日に一回とかになると、もう母乳の出はほとんどなくなってきたので
旦那くんに寝かしつけを任せたりして、なんとか息子も「もうもらえないのだ」と、少しずつ認識してくれたようです。
息子は母乳をねだったり、寝ている間に勝手に飲むというほどの、執着を見せることはなかったのですが、
それでも終わりの頃は、授乳クッションを引っ張ってきたり、授乳用の椅子に先に座ったりしていました。
それを見ると心が折れ、形ばかりの授乳を行いました。
断乳のタイミング
「これが最後」と思って授乳をすると、涙が出そうになりそうだったので(笑)、いつが最後か分からない形で終えられて、自分としてはよかったと思います。
断乳のタイミングについて、「お母さんが満足したら」と助産師さんは仰っていましたが、知らないうちにその時が来たようです。
母乳育児を助けるもの
私は母乳の分泌が良いほうではなく、途中まで混合栄養。
まして途中から息子は皮膚湿疹が表れ、母乳の質を疑ったり、詰まったり噛まれたりして痛い思いを
することもしばしば。
出産した産院の助産師さんや、母乳相談室の先生にもお世話になりました。
母乳の出が悪い
母乳が出過ぎる
体に苦痛に感じる
精神的に疲労する
母乳は良い側面だけでなく、悩みも様々だと思いますが、いろいろな人や物のサポートを受けて、自分が納得のいく授乳ができるといいですね。
森の時計のHP(当サイト)では、母乳分泌にも良いシャタバリを使った「シャタバリラテ」のレシピを掲載しています。
>>【睡眠サポート】シャタバリラテ│アーユルヴェーダの簡単料理レシピ
スパイスがなければ省略してOKです。
ぜひ作ってみてください。
そして母乳育児を助けるもの、モチベーションをあげるものは、やはり
母乳を飲んでいる可愛い我が子の顔
かもしれないですね。。
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