2017年7月、私はHale Puleのリトリートプログラム「ベトナムインテンシヴ」に参加しました。
本記事は番外編、合宿以外の様子(観光など)についてお伝えします。
人生が変わった・ベトナムインテンシブの番外編
その後の私の意識・方向性・行動・人生が変わるきっかけとなった合宿です。
本記事では、合宿全体の様子、食べたもの、ベトナムの様子などのご紹介となり、ヨガとアーユルヴェーダの学びの内容は、別の記事でのご紹介となります。
本記事は旅行記の側面が強いです。
ヨガ&アーユルヴェーダ編はこちら>>ベトナム滞在記-ヨガ&アーユルヴェーダ編-
人生哲学編はこちら>>ベトナム滞在記-人生哲学編-
ベトナムインテンシヴの流れ
2017年7月
13日 | 移動(日本⇒ベトナム・ホーチミン) |
14日 | 移動(ホーチミン⇒ブンタウ省のホートラムリゾート) 講義 |
15日~17日 | 講義(アーユルヴェーダ)・ヨガ |
18日 | 移動(ホートラムリゾート⇒ホーチミン) |
19日 | 移動(ベトナム⇒日本) |
日本からベトナムへ:初めての一人移動
14日のお昼に、集合場所であるBlue Diamond Hotelからバスでリゾートまで移動する予定だったため、14日の朝ベトナムに着く飛行機がベストだったのですが、成田~ホーチミンの便は一日2本、出発時間などの関係で、14日朝到着は現実的でなく、ベトナムにて前泊することにしました。
当時、会社勤めをしていた私にとって、思い切った長期休暇。移動日前日まで仕事をし、13日の早朝成田へ向かい、5:15発のベトナム航空搭乗と慌ただしいスケジュール。
成田空港でお金をベトナムドンに換金してしまってあたふたしていました。
海外旅行経験は数回あるけれども、移動を一人でするのは初めてで、地球の歩き方もほとんど読み込まないままだったことを後悔しました。
ベトナム航空のCAの服はアオザイで、とてもかわいいです。
当時私はその服が”アオザイ”だと分からないくらいの無知っぷりでしたが……
つかの間のホーチミン観光
ホーチミン空港に降り立つと、お勧めと言われたタクシー会社の車を拾って、Blue Diamond Hotelに向かいます。
ベトナム=バイクのイメージはあったので、車やバイクの多さには驚かなかったのですが、道路整備が行き届かないまま、縦横無尽にバイクや車を飛ばす様子に、唖然。
半日ほど時間があったので、ホテルの一階のマッサージを受けました。安い上に、お兄さんがかっこよくて、マッサージもうまくて、移動の疲れが取れました。
ホーチミン市内の観光地的なところにも足を運んだのですが、何せ事前に下調べをせず行き当たりばったりだったもので、自分が何を見ているのかも、よく分からないままでした(笑)
サイゴン大教会、中央郵便局、戦争証跡博物館など……いずれも、外から見ただけです。
また、日本で水着を買い損ねてしまったので、水着を変えるお店に行くのに必死でした。
格安でかわいい水着を2着も買い、フォーを食べました。
日本のカップ麺のフォーはこんにゃくみたいな歯ごたえなのに比べて、現地のはもっとお米感があり、太いそうめんのような食感でした。
お肉は体に良さそうじゃないのが結構な量のっかっていましたが、スープはおいしかったです。
これが最初で最後の、ベトナムのローカルフードでした。
また、ベトナムはベトナムコーヒーやら紅茶も有名なようで、いたるところにカフェがありました。
一件くらい入ってみるかと、試しに紅茶のようなドリンクを注文しました。
かなり甘い。中にハスの実入っています。
ベトナムで飲むものは、みんなこんな感じかな。。
ベトナムは、信号があったりなかったりするので、とにかく道を横断するのが大変で、歩道もひび割れているところも多く、しょっちゅうバイクやら自転車のおじさんに声をかけられ、さらにベトナムドンの感覚がイマイチ掴めないので、外出がすっかり億劫になってしまいました。
ホートラムリゾートへ
翌14日、合宿を共にするヨギーニたちとやっと顔を合わせました。
二人組で来ている方々もいれば、一人で参加している方も多かったようで、安心しました。
関東からの参加者が最も多く、福岡、中国からの方もいました。
私が参加者の中で最年少。私ともう一人を除いて、みんなマイラの教え子でした。
2~3時間かけてブンタウ省のホートラムリゾートというところへ移動。
途中見える海は、エメラルドグリーンの南国の海、ではなく、濁った灰色の海でした。
ホートラムリゾートはアジアンテイストで、雰囲気がとても良かったです。
一部屋に二人ずつ割り当てられ、部屋は蚊帳付きのベッドがあって割と清潔でした。
合宿中のスケジュール
移動日の14・18日を除くと、ヨガとアーユルヴェーダを丸一日実践できたのは、15日~17日の、わずか3日間(今思うとこんなに短かったのか!)でした。
タイムスケジュール
4:30 | 起床 |
5:00 | アグニホートラ・瞑想・呼吸法・ヨガ |
7:00 | 朝食・自由時間 |
8:30 | アーユルヴェーダ座学・ヨガ |
12:00 | 昼食・散歩など |
13:30 | アーユルヴェーダ座学・ヨガ |
15:30 | 自由時間 |
17:00 | 夕食 |
18:30 | アグニホートラ |
21:00 | 就寝 |
これぞ、アーユルヴェーダの理想的な一日の過ごし方のタイムサイクル……
21:00に寝るなんて「できるのか?」と最初は思いましたが、日中の講義とヨガで割と体も頭も使うので、睡眠を欲するようになり、すぐに適応できました。
合宿中の食べ物
朝食はフルーツのみ。
昼食・夕食は完全なベジタリアンで、ふわふわしたパンや、砂糖がいっぱい入ったスイーツなどもありませんでした。
フルーツは他の食べ物と比べて消化のスピードが早いので、消化のばらつきが出ないよう、フルーツを食べる時はフルーツのみ。
フルーツの中でも、スイカとメロンは特に消化が早いので、スイカを食べる場合はスイカだけ……という厳格っぷり。
でも、そのおかげで排便が良いのと、午前中体が軽い。
昼食・夕食のメニューは、マイラがホテル側にコンセプトを伝えて、ベジタリアンメニューを出してくれました。
それでもマイラは、塩分が多いと
「昨日の料理は塩分が多くて、身体が重かった」
と言って、ホテル側に、塩分の量を減らすよう伝えていたみたいです。
スープや蒸した野菜、はるさめと野菜たっぷりの鍋などがだいたい毎日出ます。
デザートはまったく甘くありません。
これなら食べないほうがいいんじゃないかと思うくらいだったので、みんなでマイラにお願いして、はちみつを出してもらうことは許可されました(笑)
最終日にはアボカドとパンが出てきましたが、「発酵したパンはヴァータを上げる」からと、パンは没収されてしまいました……
レストランの雰囲気もとても良い。
ホー トラム ビーチ ブティック リゾート & スパ
私たちが宿泊していたのは「Ho Tram Beach Boutique Resort & Spa」。
自然いっぱいのリゾートで、とても広く、バンガローのような建物が散在していて、外国からの観光客が1組につき1つの建物を貸切る、といった形でのんびりしていました。
海は波が荒く入れなかったので、私たちはリゾート内のプールで遊んだり、卓球小屋があったので卓球をしたり、散歩をしたりして、空いた時間を過ごしていました。
リゾート内にサロンもあり、割安な値段で全身マッサージを受けられました。
再びホーチミンへ
あっという間の合宿が終わると、またバスでホーチミンへ。
昼頃ホーチミンについて、深夜のフライトまで、何をしようかとメンバーで話合いました。ほとんどの生徒が、ベトナム市内を観光する気はあまりなく、飛行機の時間までエステなどに行くか、買い物をしようと話し合っていて、私も合宿中仲良くなった、福岡の二人連れと行動を共にさせてもらいました。
マイラが勧めてくれたベジタリアンレストランで昼食を摂ることにしたのですが、ここでのオーダーですでにマイラの教えを活かせていないことに気付きます。
ベジタブルカレーと、マンゴースムージーのような飲み物を頼んでしまったのです。冷たくてフルーツの入った飲み物を他の物と一緒に食べるなんて……
その後は、買い物をしたり、今まで行ったことのないようなエステに行って、また全身マッサージをしてもらったりしました。
帰国・再びもとの生活へ
帰りの飛行機で私はほとんど寝られず、早朝成田に着くと、すぐに当時住んでいた高円寺の部屋に戻って、キャリーケースの中を、事前に用意していた出張用の荷物に入れ替えて、すぐに職場へ。それから家には戻らず出張先に向けて出発……と、慌ただしい日々に戻りました。
そんな中でも、合宿中に、マイラが自分自身に約束して、決めなさいと言ったことや、瞑想のツール、自分自身へ意識を向けること、など、目に見えないお土産をたっぷりもらっていたので、ベトナムにいた時に教わったこと、感じたことを忘れることなく、常に考えていました。
ベトナムインテンシヴの後、私の日々の小さな選択が変わり、だんだんと大きな選択をするようになるのですが、本記事ではそのきっかけとなった学び以外の、裏場面のご紹介で、終わりにします。