健康、体質改善、適正体重の維持……
人類の永遠のテーマですね^^
本日は、この難題をクリアするために重要なポイントをお伝えします。
アーユルヴェーダ料理体験会in横浜
8/19㈰は夕方からアーユルヴェーダ料理体験会を開催しました。
初の日曜日開催でしたが、満員御礼。
アーユルヴェーダ料理体験会では、実際にアーユルヴェーダ料理を召し上がっていただきながら、アーユルヴェーダのこと、ご自身のこと、悩み、体質などについてざっくばらんにおしゃべりします。
毎月3~5回程開催していますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
食べ物を変えずに健康増進・ダイエットする
体質改善したい、そろそろ健康に気を使わないといけないと思っている……このような理由でアーユルヴェーダ料理体験会に参加される方も多くいらっしゃいます。
みなさんが知りたいポイントは、自分に合った食事──何を食べるか──です。
けれど、体験会で毎回生徒様たちにお伝えしていることは、「どのような食事を摂るかだけでなく、どのように食事をするかもまた大切」ということです。
いつも講義が終わった後、
「ちょっと説教臭かったかなぁ……」
と反省するんですが、大切なことなので二度書きます。
食べ物を変えなくても、食べ方を見直すことで、体質改善やダイエットにつながるのです。
たとえば、みなさんは「ながら食べ」をしていませんか?
もしイェスなら、それを見直してみませんか?
スマホ、テレビ、読書、仕事など「ながら」食事はNG
テレビを見ながらご飯を食べる、スマホをいじりながらご飯を食べる、読書や仕事をしながらご飯を食べる……
このような食事をしていると、脳が「今ご飯食べてるの?」「今違うことしているの?」
どっち?どっちどっち?
と混乱し、消化酵素をうまく分泌してくれません。
消化酵素が分泌されないと、食べたものがうまく消化されません。
消化できないと体の中で毒素として蓄積し、病気に繋がります。
宿便が蓄積した、あるいは、経路が詰まって血行不良になり代謝が下がった結果、体重が増る可能性もあります。
なので、「ながら」食事はしないようにしましょう。
健康増進、ダイエットのためには、どのような食事を摂るかだけでなく、どのように食事をするかもまた大切です。
(大切なことなので2度書きました)
ここまで読んで、「なんだ、今日はアーユルヴェーダの話じゃないじゃん」と思ったあなた……
「ながら食いはNG」これは、れっきとしたアーユルヴェーダの知恵です。
私たちは5千年間「それはあんまりよくないね~」と言われてきたことを、性懲りもせず、やりつづけているのです・・・!
職場で見るNG行動の嵐
私が会社勤めしていたころ、仕事をしながらご飯を忙しそうに食べている上司、パソコンでニュースを見ながら食事をしている同僚、携帯を触りながらお弁当をつついている派遣さん……
そんな方たちをたくさん見てきました。
私が不器用な人間なだけかもしれませんが、本を読みながら食事している人は、本の内容は頭を通り抜け、食べたものは消化できず毒素になります。
実に中途半端な行為です。
また仕事をしながらご飯を食べている人は、実は仕事に集中できていません。食べることにも集中できていません。
これまた実に、中途半端な行為です。
どうせなら、体にいい食べ方をしましょう。
(話は逸れますが、私は職場で一人でご飯を食べる時は、ぼーっとどこかをぼんやり見ながら、のんびり食べたい人でした。
けれど、ずっと「後輩」の立場だったため、センパイが忙しくながら食べをしているのに、ぼーっと、のんびりしているのは悪い気がして、食事は食事の時間として確保しつつも、リラックスしきれていませんでした。
お昼ご飯をゆっくり食べられるような職場の空気感というのは、大事ですね。)
呼吸を意識し、食べる姿勢を整える
私がアーユルヴェーダ料理教室で、ご飯を食べる前にみなさんにお願いしてやってもらっているのは、意識的な呼吸です。
ご飯が目の前に配膳されて、さあこれから食べるぞ!という時に、
「あ、ちょっと待って……」
と止め、ちょっとの間じーっとして、呼吸してもらうのです。
嫌がらせかと思われるかもしれませんが、嫌がらせではありませんよ(笑)
呼吸とともに、忙しく動き回った身体をリラックスさせ、直前まで違うことをしていた脳に「これからは食べる時間よ。消化酵素出してあげてね」と意識づけるのです。
野菜たっぷりアーユルヴェーダの夕ご飯
先日のAYV体験会にて食べていただいたのは、このような食事です。
(もちろん、食べる態勢を整えてもらってから)
- 白米とテフ
- ビーツとひよこ豆のフムス
- かぼちゃとムング豆のサットヴァカレー
- 大根の蒸しカレー
- ゴーヤのスパイス炒め
- 紫キャベツのスパイス炒め
- アボカド
- グリーンサラダ
- ズッキーニとオクラ
ピンク色のがビーツとひよこ豆のフムスです。
普通のひよこ豆のフムスを作るのに、少しビーツを加えるだけでできます。
「いつも味付けが濃い家庭だから、今日の料理は薄味に感じるんだろうな、と思っていたけれど、しっかりと味を感じました」
と生徒さん。
森の時計の料理は、調味料は塩とスパイスだけ(フムスはタヒーニ=白ごまペーストを使っていますが)。
スパイスを使うことで、普段使いの調味料を全く使わなくても、こんなにも豊かな味わいになるんだ!ということを体感していただきたいと思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。