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第23話「紅葉」アーユルヴェーダ小説HEALERS

順正はあかつきの顧問医でありながら、アーユルヴェーダの恩恵を疑うような発言をし、美津子はそれを穏やかに諫める。一方、杏奈は一連の「詐欺」発言を食らい、自分の仕事に危機感を持っていた。栗原神社の花神殿にて、ぐう爺はそんな杏奈に、山登りに例えて、道が険しいからといって引き返してはならないと説くのだった。
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第22話「丸太小屋」アーユルヴェーダ小説HEALERS

足込町での生活を動画配信している羽沼の丸太小屋に、沙羅の友人知人が集まった。杏奈は気が乗らなかったが、羽沼の温かい人となりに尾形を重ね、懐かしい気持ちに浸る。その頃栗原神社では、上沢の産婦人科医・順正がぐう爺から足止めを食らっていた。順正は栗原神社を出ると、あかつきまで美津子を訪ねるのだった。
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第21話「夕闇」アーユルヴェーダ小説HEALERS

杏奈に重大な課題意識を与え、ゆかりたち一行は帰っていった。ゆかりの言葉に影響を受け、悩む杏奈の前に、一人の男が現れた。杏奈からタマス的な要素を感じた男は、痛烈な言葉を浴びせかける。夕闇に自分の抱いている夢を映しながら、杏奈はその夢が、自分の手には負えないのではないかと案ずるのだった。
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第20話「詐欺」アーユルヴェーダ小説HEALERS

ゆかり、果歩、はあかつきにてアーユルヴェーダの施術や調理の説明を受ける。杏奈はゆかりとの会話の中で、「アーユルヴェーダ料理で人を健康にできると確信しているか」という問いに対し、確信していると言いきれない。そして次のゆかりの一言に、衝撃を受けるのだった。「確信のないないやり方を教えて、お金をもらうなんて」「そんなの、詐欺じゃない」
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第19話「プライド」アーユルヴェーダ小説HEALERS

あかつきに同業のクライアントがやってきた。ゆかりは腕の立つアーユルヴェーダセラピストであり、やり手の経営者で、そのプライドはすこぶる高かった。そんなゆかりは「あかつきの調理場の様子を見せてほしい」と美津子に申し出る。
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第18話「校区の運動会」アーユルヴェーダ小説HEALERS

足込町への移住者でありyoutuberである羽沼は、友人の安藤に誘われ、校区の運動会に参加した。そこで羽沼は、仕事で接点を持った瑠璃子に子供がいることを初めて知る。町で唯一の小学校、ママ友たちの会話、衰退した林業、獣害、空き家…あかつきがある足込町という過疎地域の状況が、登場人物の会話の中で語られる。
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第17話「苦味」アーユルヴェーダ小説HEALERS

アーユルヴェーダでは食物を通して六つの味を摂ることを勧めている。杏奈は六味をバランスよく取り入れることを意識し、料理を作った。味は体だけでなく、心にも、感情にも影響を与える。美津子は、一見楽天的に見える沙羅からも、感情的な苦味を見出す。苦味は欲求不満を生み出すが、同時に変わりたいという意識、成長を促す味である。
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第16話「唐揚げ事件」アーユルヴェーダ小説HEALERS

アーサナの練習をしながら、美津子はこれまでの杏奈とクライアントとの関わり方を思い出していた。杏奈との雇用契約を更新するか、判断する時が迫っている。小さなことで自信を喪失しがちな杏奈に、美津子はヒーラーとして最も大切な要素があると伝える。それを考えさせるために、美津子はアーユルヴェーダを仕事にするきっかけとなった、ある事件のことを話し出す…。
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第15話「母親業とキャリア」アーユルヴェーダ小説HEALERS

沙羅は二人の娘(快と七瀬)の育児に専念している。ワンオペ育児の大変さはあるものの、子供たちの笑顔に毎日接し、経済的にも環境的にも満ち足りていることを実感していた。けれども、心の中では、自分の力を思いっきり発揮したいという熱意が燃えていた。瑠璃子の会話の中で、沙羅はそれを一際強く認識する。
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第14話「ムーンミルク」アーユルヴェーダ小説HEALERS

アーユルヴェーダの料理教室にて、杏奈は宇野の睡眠障害の背景にある事柄を知る。彼の感情の消化を助けたいと言う杏奈の目には、常時は翳に覆い隠されて見えない火(テージャス)があった。死別経験による悲しみ、苦しみに心が奪われる最中、どのように時をやり過ごせば良いのか。美津子は自身の経験を交えつつ、アーユルヴェーダの目線からメンタルヘルスについて話をする。