【誰でも5分で分かる!基礎知識】アーユルヴェーダとは

サロン アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダについて知らない人でも、なんとなく分かるように、基本的な知識を簡単にまとめました。

5分で読めます!

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アーユルヴェーダとは何か

サンスクリット語でAyurは生命、Vedaは科学を意味します。
ライフ・オブ・サイエンス(生命の科学)。
分かりやすく言えば生活の知恵です。

自然の叡智を活かした、伝統・予防医学であり、対処療法も存在します。
健康な人に対しても、健康増進、若返り(アンチエイジング)のために活用できます。

また、WHOが代替医療としての有用性を認めています。

世界三大伝統医学の一つです。
あとの二つは中医学、ユナニ医学です。

 

もっと気軽にアーユルヴェーダについて知りたい方は、「漫画で分かるアーユルヴェーダ」をご覧ください!

 

アーユルヴェーダの歴史

アーユルヴェーダはインド発祥です。

5千年以上の歴史があります。
長い歴史があるということは、多くの臨床結果の裏付けがある、実績があるということです。

その教えは賢者(リシ)から弟子へ口伝で伝えられていましたが、のちにヴェーダ(聖典)にまとめられました。

アーユルヴェーダの8部門(アシュタンガ・アーユルヴェーダ)は以下の通りです。

  1. 不労医学
  2. 小児科
  3. 外科
  4. 耳鼻咽喉科、眼科、歯科
  5. 心理学、精神科
  6. 毒物学
  7. 老年科
  8. 強精法

 

現代医学(西洋医学)との違い

西洋医学では、患者である私たちは処方を受ける、薬をもらうなどもっぱら「受け身」なのに対し、
アーユルヴェーダでは自分の健康と幸福に自ら「責任をもつ」という「自己責任の概念」があります。

西洋医学とアーユルヴェーダの違いを表にまとめました。

西洋医学 アーユルヴェーダ
特徴 対処療法

(治療>予防)

予防医学・長寿法

(予防>治療)

患部/症状を見る⇒一律 ホリスティック(総体的)/

体質を見る⇒個性

役割 問題を取り除く 問題の根本にある原因を排除
治療方法 一時的な薬の

服用・施術

より良い生活習慣を持続する・パンチャカルマ
病気になってから/即効性 病気になる前/時間がかかる

 

病気の6つのステップ

アーユルヴェーダでは、問題がまだ「種」の状態でも病気とみなします。
(一方、現代医学では芽が出始めた段階。)

  1. 蓄積
  2. 憎悪
  3. 拡散
  4. 定着(病名がつく)
  5. 病気の症状が出る
  6. 取り戻せない状態

アーユルヴェーダがとらえる「真の健康」とは

「健康な状態」とはどんな状態でしょう?

便秘、肩こり、慢性疲労…これらを通常なものとして受け入れていませんか?

アーユルヴェーダのとらえる健康は、「病気でない」こととイコールではありません。

  • 人生に意欲的である
  • きらきらとした目
  • 艶のある滑らかな肌
  • 感覚が冴え、識別力がある、明晰
  • 愛情深く他人に思いやりをもてる
  • 自分や周りのひとを大切にできる

そんな状態が、アーユルヴェーダの捉える「健康」です。

私たちが考えるより高次な、幸福につながるものです。

 

エネルギーのバランスに着目する

アーユルヴェーダでは全ての物事の質を捉えます。

私たちの心身の乱れも、もともと持っていた性質(プラクリティ:エネルギーバランスが調和している状態)からのずれ(ヴィクリティ)で説明されます。

エネルギーバランスを整えることは、アーユルヴェーダとヨガの目的の一つです。

そのために、次の4つについて私たちは気を遣う必要があります。

  1. 食生活(アハーラ)
  2. 生活習慣(ヴィハーラ)
  3. 性的エネルギーのコントロール
  4. 良質な睡眠

 

森の時計では、現在、1の食生活(アハーラ)に関する指導、アドバイスをレッスンを通して行っています。

まずは体験会から、お気軽にお申込みくださいませ。