体質別食事を体系的に学ぶコースレッスン(AFPB、旧ACA)の第六期が修了しました。
その様子をお伝えします。
レッスン①アーユルヴェーダの養生食
1回目のレッスンでは、アーユルヴェーダと、食事法の基礎について学びました。
レッスン1のメニュー
- コラキャンダ
- マサラオムレツ
- ズッキーニのリボンサラダ
- ファラフェル
- トマトチャツネ
- アーユルヴェーダティー
今回「お弁当に持っていけるおかず」というリクエストもいただいたので、それに対応したレシピも交えて、メニューを組み立てました。
通常、この回ではキッチャリーについて学ぶのですが、キッチャリー講座受講済みということで、スリランカのお粥に切り替えました。
レッスン②ヴァータについて学ぶ
2回目のレッスンでは、ヴァータドーシャと、ヴァータドーシャが乱れた時の特徴や、整え方についてお伝えしました。
また、親しい人への食事の勧め方。
相手の味覚を楽しませる食事と、相手の身体が喜ぶ食事が異なる時があります。
作り手は、相手を喜ばせたくて、前者を優先したり、量を多くしたりしますが、そこをどうコントロールするか。そんなお話をしました。
レッスン2のメニュー
- 野菜のポンガル
- 厚揚げのドライカレー
- さつまいものフェヌグリーク炒め
- オクラのピクルス
- ラッサムスープ
- しょうがのアペタイザ
- パパドゥ
- チャイ
調理パートでは、やはりお弁当に持っていけそうなメニューと、スパイスの黄金比率がテーマ。
また、講義にて油の特性や、ヴァータの献立の考え方と食材の質についてお話しました。
レッスン③ピッタについて学ぶ
3回目のレッスンでは、ピッタの特徴、乱れの原因、対処法を理解することを目標に頑張りました。
また、美肌をつくるためのアハーラ(食生活)とディハーラ(生活習慣)に関する講義も。
レッスン3のメニュー
- サフランライス
- キャロットジンジャースープ
- パリップ(豆カレー)
- かぼちゃカレー
- 三つ葉のサンボル
- 冬瓜コンポート
- ターメリックラテ
調理パートの目標は、オリジナルカレーパウダーの作り方を習得することでした。
レッスン④カパについて学ぶ
4回目のレッスンでは、カパドーシャの特徴、乱れの原因、整え方を理解することがテーマ。
アレルギーとアサトミャ、摂食障害に関する講義も行いました。
レッスン4のメニュー
- バスマティライス
- ゴーヤのトーレン
- ポテトマサラ
- かぼちゃとトマトのクリアスープカレー
- 緑豆のミックスダールスープ
- りんごのパイヤッサム
- パパド
- クミン・フェンネル・コリアンダーティー
ていねいな食事からていねいに生きることを学ぶ4日間
本コースレッスンを通し、生徒様の、料理に向かう時の姿勢や、作る料理そのもの、食べる時の態度などが、それまでよりもより良いものになったら……と願います。
毎回、生徒様の様子を伺いながら、今必要な情報をお渡しするよう努めていますが、生徒様から刺激を受けることも多く、私も毎回楽しませていただいています。
アーユルヴェーダの食事の理論を自分のこととして取り入れていただくために、コースレッスンで少しずつ学び、自分でも復習していただくことが大切です。
今後のコースレッスンの予定も決まっています。
どうぞお気軽に、ご参加くださいませ。