私が初めてアーユルヴェーダの食事に興味を持ったのは、ヨガスクールでマイラの本を見た時でした。
写真も絵も一切ないそのレシピ集を見ながら、想像でアーユルヴェーダ料理を作りました。
手探り、だけどすごくワクワクして、できた食事の満足感といったら……
時々、作りたくなって作ります。
本稿では、マイラ・リューイン先生式の料理の記録をご紹介させていただきます。
Hale Pule式アーユルヴェーダ料理の特徴
Hale Pule式アーユルヴェーダ料理には以下のような特徴があります。
- 消化に優しい味付け、素材、量である
- 新鮮な野菜、穀物、豆類を使う(ベジタリアン料理・乳製品は使う)
- シンプルな調理法
⇒新鮮な野菜や果物がもっているプラーナを逃さないため - ワンプレートでサーブするスタイル
⇒ヴァータを落ち着ける食べ方 - スパイス使いがマイルドである(スパイシーでありすぎない)
Hale Pule式アーユルヴェーダ料理の献立例
- レッドライス
- 海苔入りのムングダル
- 人参のスパイス炒め
- ケールのサンボル
海苔とムングダル、ギーは相性ばっちりです。
- 発芽玄米
- 黒目豆
- しめじ
- 春菊
とてもシンプルな食事。
- 玄米
- トゥールダール
- さつまいもとレーズンの煮物
- モロヘイヤ
初夏の頃作ったごはん。
トゥールダールとギーの煮込みがとても好きです。
- バスマティの白米とダル
- 白瓜の白味噌炒め
- キャベツとサラダ菜とコリアンダー
- ミントサンボル
6月中旬に作った料理です。
体の余分な熱を取るものが多めです。
- 発芽玄米
- 緑豆と白瓜
- オクラとパクチーと紫玉ねぎのアチャール
- さつまいものフェヌグリーク炒め
豆だけだと少し重く感じると思ったので、白瓜でかさまししています。
Hale Puleのマイラ先生の料理の特徴
マイラの提案する料理は、本当に「サットヴァ」といえるもの。
やさしい味になります。
滅多に(というより完全に)使わない食材に、トマト、なす、じゃがいもなどナス科の野菜や、玉ねぎ、にんにくなどのラジャスな野菜があります。
「アーユルヴェーダ料理」をめざして手探りに料理を作っていたころ、マイラの指針通りにこれらの食材を除いた料理を作っていました。
でも、今は食材にあまり白黒つけず、自分がいいと思っているものを選ぶようにしています。