完全栄養食材として知られる優秀食材・卵。
たまご(鶏卵)の基礎知識と、普段の食卓に活用しやすいレシピをご紹介します。
たまご(鶏卵)
ビタミンCを除く、ほとんどの栄養を含むので、完全栄養食品とも評される食材。
割った時に卵黄がふっくらと盛り上がり、卵白が広がらないものが新鮮です。
分類 | 卵類 |
栄養 | 良質のたんぱく質、体では作れないアミノ酸をバランスよく含む。 |
栄養
鶏卵は、たんぱく質の重要な供給源。
脂質、無機質、糖質も含みます。
卵白に含まれる主なたんぱく質は、良質のアルブミン。
卵黄には脂質と結合したリポたんぱく質が含まれます。
卵黄にはビタミンA、Dおよび鉄も含まれています。
保存
とがったほうを下にして、冷蔵庫に立てて入れます。
4~5℃が適温。
冷やしすぎると殻が割れたり、味がおちたりすることがあります。
殻には無数の穴があり、においや細菌を吸収しやすいので、強いにおいのものとは一緒に保存しないようにしましょう。
鶏卵の特性
乳化
卵黄に含まれるレシチンには乳化性がある。そのため、油と水を混ぜることができる。
この性質を利用して、マヨネーズが作られる。
泡立ち性
卵黄や卵白は、攪拌すると泡が立つ。この特性を利用して、メレンゲやケーキを膨化する。
熱凝固性
卵のたんぱく質は、加熱によって凝固するものが多い。卵焼きや茶わん蒸し、プリンなどは、この性質を利用した料理。
たまごを使ったレシピ