日本では千葉や茨城の名産品「落花生」。
ピーナッツとしておなじみです。
本稿では落花生の基礎知識と、普段の食卓に活用しやすいレシピをご紹介します。
落花生
南アメリカ原産のマメ科植物の種子。
花が落ちるようにして(花が受粉して落ちて)地中で実を生むことから「落花生」という名前が付けられました。
ピーナッツ、南京豆とも呼ばれます。
方言名に地豆(ぢまめ)、沖縄ではジーマーミと呼ばれます。
花の子房柄(子房の基部)が地中に伸びて発育します。
そこにさや入りの実を結びます。
渋皮(甘皮)におおわれた実が通常2個入っています。
分類 | 野菜類 | 旬 | 10~11月頃
(8月末にいただきましたが) |
原産地 | 南米のボリビア | ||
栄養 | たんぱく質、脂質に富み, ビタミンB, ビタミンEも含む。 |
栄養
たんぱく質、脂質に富み、ビタミンB、ビタミンEを含みます。
古い落花生ピーナッツには、見えない内側の胚芽に発がん性の高い青カビが発生している場合があるので、食べないようにしましょう。
落花生の薄皮には、レスベラトロールという抗酸化物質が含まれているので、薄皮ごと食べる方が健康に良いと言われています。
利用
殻のまま、または殻をむいて炒ることが多いです。
殻ごとゆでて食べたり、煮物にしたりします。
ピーナッツの外側に砂糖をまぶしたり、小麦粉の衣を付けて揚げたりした豆菓子や、チョコレート菓子などの加工品もあります。
郷土料理
- がじゃ豆(さた豆)(鹿児島県奄美群島)
熱した黒砂糖や味噌と絡めた味噌豆 - 甘納豆(千葉)
- 味噌ピー(千葉・茨城)
炒ったラッカセイを甘辛く味つけ味噌であえた惣菜
落花生のレシピ