カパドーシャに勧められる食べ物についてお伝えします。
ただし、カパドーシャが優勢になっている人なら誰にでも、いつでもあてはまるわけではありません。
個人の体質、アレルギー、消化力、現在のドーシャの悪化度を鑑み、自分に本当に必要なものを選択しましょう。
体質ごとの食べ物
すべての食べ物は特徴、味の特徴をもち、体質と相互作用し影響します。
ドーシャごとに勧められる食べ物の質や、味、具体的な食材は、それぞれの体質にとってたいていいいものです。
注意点
下記のガイドライン(ドーシャ別おすすめ食材リスト)は提案にすぎません。
そのドーシャが優勢になっている人なら誰にでも、いつでもあてはまるわけではありません。
この分類は完全ではなく、食べる人の体質、アレルギー、消化力、現在のドーシャの悪化度しだいで異なります。
あなたはどのルールが従うべき重要なことか、場合によっては無視できるのか、判断しないといけません。
できる限り、プラクリティに適さない食べ物は避けるべきですが、時により食べることもできます。
カパにおすすめの食材
カパの人は、彼らの体とマインドを刺激する、苦味、渋味、辛味を使い、自分のやり方に固執させる味─甘味、酸味、塩味を避けるべきです。
カパの人は揚げ物や脂っこい食べ物、乳製品を避けるべきです。
脂肪はカパにとって最もよくない食べ物です。
野菜はカパをバランスするのに最もよいです。
カパの人は食べる量を制限すべきです。
穀物
カパの人はヴァータの人より穀物を必要としません。
温、乾性の食べ物─ソバの実、ミレットはカパに最もよく、次に大麦、米、とうもろこし。
カパの人は焼いた、あるいは乾燥した穀物が良いです。
すべてのパンはトーストすべきで、バターは避けましょう。
麦はカパには重く、冷たく、油性でありすぎます。
野菜
じゃがいも、トマト、ヒシの実以外のすべての野菜は良いです。
きゅうりは甘味ですが苦く渋くもあるのでカパを乱しません。
カパの人はとても甘く、すっぱくて、ジューシーな野菜は避けるべきです。
そうでなければ、彼らが好きな量ん野菜を好きな頻度で食べられます。
緑の葉野菜と種を含む野菜(かぼちゃのような)は土臭い根菜よりも好まれます。
生野菜もよいです。
蒸すか炒めた野菜は消化しやすくなります。
胡椒はカパタイプに良いです。
チリや粉末唐辛子や、ほかの辛いスパイスを取りすぎてしまうカパの人々は、ピッタの乱れを引き起こす毒を消すためにギーを使うとよいです。
フルーツ
カパの人は甘すぎ、酸っぱすぎ、ジューシーすぎる果物は避けるべきです。
プルーンのような乾いたフルーツはOKです。
カパに良いフルーツは次の通りです。
りんご、アプリコット、クランベリー、もも、西洋梨、ザクロ
肉食
カパの人々は、ほかの食べ物から十分に彼らの肉体に栄養を与えられるので、動物性たんぱく質をめったに必要としません。
それを食べる時は、ロースト、グリル、焼く、その他の乾いた方法で調理してください。
でも決して揚げないでください。
鶏肉、卵、うさぎ、シーフード、鹿の肉は食べてもよいです。
豆
カパの人々は肉を食べすぎるべきでない以上に豆を食べすぎるべきではありません。
彼らの体は多量のプロテインを必要としません。
豆は動物性脂肪がないので、肉よりカパの人々にとって良いものです。
けれど、カパの人は黒レンズマメ、キドニービーンズ、大豆のような、重い性質の豆を避けるべきです。
よく調理された豆腐は少量ならカパも食べてもよいですが、多量ではカパを増やす可能性があります。
カパにとって良い豆は、黒豆、ムング豆、インゲン豆、赤レンズ豆です。
ナッツと種子
カパの人々はナッツと種の重く油性のエネルギーを必要としないので、避けたほうがよいです。
ひまわりの種、かぼちゃの種なら時々は食べてもよいです。
油
カパの人は油の使用を避けたほうがよいです。
アーモンド、コーン、ひまわり、べに油は必要な時は使ってもよいです。
乳製品
カパの人は重、油、粘着性、冷の性質をもつ乳製品を必要としません。
それはカパ自身の質にとても似ています。
少量のギーはOKです。
ヤギのミルクは牛乳より温の性質なので牛乳よりは良いです。
ヤギのミルクは牛のミルクよりも消化しやすく、牛のミルクが時々するように、呼吸器系疾患を促進しません。
甘味
カパを減らすはちみつ以外は、カパを増やすので、甘味は使うべきではありません。
スパイス
カパの人は彼らの器官を起こすために、スパイスが役立つことに気付くでしょう。
カパはカパを直接的に増やす塩を除くすべてのスパイスを使えます。
ヴァータの人と同じく、生姜とにんにくはカパに最もよいです。
刺激物
純粋なカパの人だけが、刺激剤を時々使用することによる効果を得られます。
紅茶は良く、コーヒーは容認可能です。
たまにタバコを吸うのはヴァータやピッタの人よりはカパの人にとって悪くありません(ただし筆者はおすすめしません)。
なぜならタバコの熱と鋭さはカパを減らすのを助けるからです。
けれどタバコの吸いすぎは確実にカパを増やします。
カパの人はアルコールは全く必要ではありません。
飲むときはビールを避けるべきで、ワインか、薄めたハードリカーだけを飲みましょう。