1月のアーユルヴェーダ実践法

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダでは、季節ごとに食事やライフスタイルを変えること推奨しています。

私たちの身体の機能や、性質、心理的な傾向は、季節に影響されるからです。

本稿では、1月の気候や体の中で起こることを紐解き、推奨される行動や、食事、おすすめの食材について解説します。

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1月

大地が凍り付く季節。
静かで暗く、内省的な冬。

休息し、深く熟考するのに最適な月です。

1月の気候

一年で最も寒い月。
日中でも暗く、空は灰色。

雪が降り積もる景色の静けさは、特別な安らぎをもたらします。

屋内に閉じこもりがちになるように、自然も意識が内側に向きます。

今年の計画を立てましょう!

1月の心身の傾向

灰色の空と寒さは、孤独と憂鬱を呼び起こすことがあります。

体操すわり

けれど、春は来ます。
1月は、その時にどう種蒔きをするか熟考する、重要な時期。

暗闇と寒さにより
・エネルギーの低下
・だるさ
・眠たさを
覚えることがあります。

心も体も胃腸も休息させることが大事。

寒くなると心拍数が低下し、全身の血液が停滞します。

重要な器官を暖かく保つため、血液のほとんどが中心部に集中します。

そのため、手足は冷えますが、消化力は強くなります。

1月におすすめの行動

・1年の計画を立てる
・早めの就寝(午後10時までに寝る)
・冬は他の季節よりも無理に早く起きなくても良い
 (自然に睡眠時間が増える時期)
・日が沈むまでに食事を終える
・体幹と腰を暖かく保つ
・アビヤンガ
・鼻うがい、オイルの点鼻
・呼吸法
 ⇒血液の循環を良くする
・穏やかな運動
 ヨガ、気功、太極拳など
・リラックスする
・瞑想
・創造的な活動をする

1月の食事

休日中に食べすぎた場合は浄化から行います。
キッチャリークレンズを試してみましょう!

キッチャリー教室

・食事を軽くし始める
 (カパ優勢の場合)
・重い穀物や乳製品を減らす
 (カパ優勢の場合)
・引き続きボリュームのある食事
 (ヴァータ優勢の場合)
・温かい食べ物
・スパイスの使用
 ⇒体を温め、循環を良くする
・酸味のある発酵食品も良い
 ⇒体を温め、熱を生み出す

1月におすすめの食材

・うるち米
・全粒穀物
・玄米
そば
カブ
・カリフラワー
・キャベツ
・ごぼう
・小松菜
・里芋
・春菊
・セロリ
・大根
・長芋
・菜の花
・ねぎ
白菜
・ブロッコリー
・ほうれんそう
・芽キャベツ
・山芋
・蓮根
・いよかん
・キウイ
・みかん
・ゆず
・レモン
・卵
・乳製品
・鶏肉
・白身魚
・豆類
・ひよこ豆
黒豆

1月におすすめのスパイス・ハーブ

・クローブ
・陳皮
・生姜
・にんにく
・ホーリーバジル
・サフラン
・ターメリック
・シナモン
・トリカトゥ
・ひはつ
・黒胡椒
・カルダモン
・トリファラ
・ハリタキ
・グドゥチ

1月のアーユルヴェーダ料理・インスタライヴ

森の時計のインスタグラムにて1月のアーユルヴェーダ料理づくりをライヴ配信します。

 

日時 メニュー
1/10(水)11:00~ ・きのこのお粥
・人参とケールのスパイス炒め

・黒豆の煮物
・ゴールデンカリフラワー

 

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