夏と冬に旬を迎える「たこ(まだこ)」。
たこの基礎知識と、普段の食卓に活用しやすいレシピをご紹介します。
たこ
たこは頭足鋼八腕形類の軟体動物。
頭のような丸い部分は銅で、8本の足に続いた頭部に目や口があります。
スーパーでも、よくゆでだこを見かける季節になりました。
分類 | たこ類 |
栄養 | 主成分はたんぱく質。 |
旬 | 夏と冬 |
栄養
良質のたんぱく質を含み、タウリンもやビタミンB12が多く含まれています。
タウリン
疲労回復や動脈硬化の予防で注目されています。
ビタミンB12
造血のために大切なビタミンであり、貧血の予防に役立ちます。
ただし、加熱で失われやすい成分です。
選び方
ゆでてあるものは、濃い小豆色で、皮がむけていないものを選びましょう。
保存
冷蔵庫で保存。
一度加熱しているものでも、鮮度は落ちやすいので、早めに使い切りましょう。
たこの種類
いいだこ
大きいものでも全長20cm程度。
全国の内湾の浅い海底に住んでいます。
まだこ
全長は約60cm。
本州以南の近海の岩礁に住んでいます。
たこの中でも最も美味といわれています。
新鮮なものは生で刺身にされ、ゆでだこは酢の物やマリネに向きます。
煮物にしてもおいしいです。
たこの切り方
そぎ切り
刺身やあえものなどに向く切り方です。
包丁を斜めにねかせて上側から入れ、上下に動かしながら薄く斜めに切ります。
ぶつ切り
時間をかけてやわらかく煮る煮物や、炊き込みごはんなどに向く切り方です。
大きさをそろえながら一口大に切ります。