筆者の個人的な間食に関する考え方についてお伝えします。
間食はちょっとなら摂っていい?
とあるレッスンの講義中、
「間食も、ちょっとならいいかもしれませんが……」
などと言ったとき、
「ちょっとってどのくらいですか?」
と生徒さまから尋ねられたことがあります。
これについて、筆者の個人的な見解を以下に書いていきます。。
専門家の意見ではないので、ご了承くださいませ。
カロリーを指標とすると消費する熱量の1/10以下
ここでは、間食=嗜好品(つまり、お菓子など)と定義します。
私としては、一日の消費カロリーの1/10以下を目安としています。
(健康体であることが前提ですが……)
消費カロリーは、基礎代謝に、活動代謝(生活強度による消費カロリー)を合わせた数値です。
私の場合、基礎代謝は、なんと1000kcalそこそこ(2019年4月計測時点)。
ネットでは1180kcalでした。
身長が低いので、平均より低いのもありますが、めちゃくちゃ低い(笑)
それに活動代謝がのっかっても、平均して1500kcalいくかというところです。
なので、1日150kcal以上のお菓子は食べるべきではないです。。
カントリーマアムなら3枚が限界(しばらく食べてませんが……)。
そのお菓子に栄養はありますか?
エンプティカロリー
エンプティーカロリーという言葉があります。
※ゼロカロリーという意味ではありません。
カロリーはあるけど栄養がない、という意味です。
周りには、そんなもので溢れています。
そういうものに限って、保存が効き、安価で、味覚に訴えかけて、そしてすぐ、手軽に食べられます。
カロリーだけでなく栄養のことも考える
カロリーオフダイエットで不調になったなら、理由の一つとして、栄養素をまんべんなく摂れていない可能性を疑ってください。
摂取カロリーが目標以下になっても、栄養が不足していたら、他のところに支障を来します。
パンケーキ食べちゃったけど、夕食をスキップすればいいか!
というのが積み重なるとあんまりいい感じはしないですよね、、
もし、間食に匹敵するものを一食にカウントするのなら、そこで得られなかった栄養素を補うために、それ以外の時の食事をより考えなければなりません。
お菓子・スイーツなどの間食は、計画の上で食べるべきものなんです。
私は仕事柄、試作、本番、プレゼントなどにお菓子をとても頻繁に作ります。
自分もそれを食べる時は、その前後の食事、また前後数日の食事に、より気を使っています。。
間食の内容を改善する
じゃあ、間食の中身を改善すればいいじゃないか!
ジャンキーなお菓子じゃなくて、ヘルシーなお菓子や、おかずを間食にすればよいではないか!
と思うかもしれません。
少しでも栄養のある間食(スイーツ)として、
森の時計ではロースイーツ教室、グルテンフリースイーツ教室を開催しています。
これとて食べ過ぎたら同じですが、ご興味のある方は詳細をご確認の上、お申込み下さいませ。
アーユルヴェーダのスイーツレシピ
アーユルヴェーダのスイーツのレシピはこちらからご覧いただけます。
アーユルヴェーダで間食は
アーユルヴェーダの古典の中で、間食やお菓子に関する議論は、現代のダイエット法ほど詳細ではありません。。
飽食の時代である現代とは違い、有史の中で、人類は飢餓と常に戦ってきたので。。
その上で、アーユルヴェーダ的に考えた時に間食を勧めるとすれば、
- 食事をスキップしてしまい、次の食事までにどうしてもお腹が空いた時
- 一食摂るほどお腹がすいていないが、次の食事までの補填(軽食として)
などの時です。
間食の内容は、
フルーツ、ドライフルーツ、ナッツ、ひよこ豆、ミルク
などがベスト
かつ、消化しやすいものと消化しにくいものを同時に(一緒に)摂るのはNGです。
(たとえばナッツとフルーツなど)
原則は、厳しめです。。