股関節が硬いと、血のめぐりが悪くなったり、転びやすくなったりと、いいことがありません。
どのようなヨガのポーズが、股関節の柔軟性UPにつながるのでしょうか?
股関節を内側に閉じる働きをUPする内転筋のストレッチ
内転筋は、股関節を内転させる動きを助けます。
本記事では、この内転筋の柔軟性UPにつながるヨガポーズを3つご紹介します。
内転筋とは
内腿の内転筋群は、大腿骨の内側にある筋肉5つの総称。5つの筋肉とは、大内転筋、、恥骨筋、短内転筋、長内転筋、薄筋です。
普段あまり使われない内転筋
大内転筋は、平泳ぎや乗馬、バイクなど、脚を閉じようとする動きを必要とするスポーツではよく使いますが、日常動作で使われていることはほとんどありません。
椅子に座っている時、自然に膝が開いてしまう人は、大内転筋の筋肉が低下している証拠。
何も意識せず椅子に座る時間が長いほど、大内転筋の筋力が低下します。
内転筋の柔軟性をUPするヨガポーズ
関節を柔らかくするために、鍛えるべき筋肉はいろいろあります。
今回はその中でも「内転筋」の柔軟性を上げるために効果的なヨガのポーズを3つ、ご紹介します。
股関節の柔軟性を高めるヨガ・アーサナを練習して、硬い股関節とさよならしましょう!
股関節が柔らかいとどんないいことがあるの?
と思った方はこちらの記事をご覧ください。
>>【左右開脚できない方必読】鍵となる股関節を柔らかくする方法
股関節の柔軟性に関係する筋肉を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
>>【股関節が硬いヨギーニのあなたへ】キーとなる筋肉3つ
バッタコナーサナ(合せきのポーズ)
大腿部が外転し、内転筋群がストレッチされます。
左右対称、座位のヨガポーズ。
背中をまっすぐに保ち、お腹を床に近づけていくイメージで前屈するのがポイントです。
こちらの記事でバッタコナーサナの効果、やり方について詳しく書いています。
>>バッダコナーサナ(合せきのポーズ)のやり方・効果・ポイント
ウッティッタトリコナーサナ(三角のポーズ)
股関節からひざ下をつなぐ薄筋がしなやかに伸びます。
立位のヨガポーズの中では絶対的な人気を誇るポーズ。
特に後ろ足のかかとでしっかりと床を押すことで、後ろ足の力強さが増し、筋肉がより働きます。
こちらの記事でウッティッタトリコナーサナの効果、やり方について詳しく書いています。
>>ウッティッタトリコナーサナ(伸びた三角のポーズ)のやり方・効果・ポイント
プラサリータパドッタナーサナ(立位の開脚前屈)
内腿が伸び、引き締まるポーズ。
脚の付け根(股関節)から体を前に倒します。
背中をまっすぐに保ち、左右のお尻の高さが床と平行になるように気を付けましょう。
両足の裏側でしっかりと床を押す意識をします。そうすると、内転筋の伸びがより深くなるでしょう。
こちらの記事でプラサリータパドッタナーサナの効果、やり方について詳しく書いています。
>>プラサリータパドッタナーサナ(立位の前屈)のやり方・効果・ポイント
まとめ
いかがでしたか?
股関節を内側に閉じる動きを助ける内転筋。
その内転筋の柔軟性UPにつながるヨガポーズとして、次の3つのポーズをご紹介しました。
- バッダコナーサナ
- ウッティッタトリコナーサナ
- プラサリータパドッタナーサナ
是非、おうちでお試しくださいませ。