マタニティヨガのポーズ「シャシャンカーサナ（ウサギのポーズ）Sasankasana」をご紹介します。
頭が内臓より下になる逆転のポーズなので、胃の不快感を感じる場合は行わないようにしましょう。
シャシャンカーサナ（ウサギのポーズ）
肩甲骨を寄せ、首や肩周りの血行をよくします。
肩こりに効果があるポーズですが、行ってみて肩や頭が痛くなる場合は無理せず、少しずつ行ってみてください。
また、終わった後は、少し休憩してから起き上がるようにしましょう。
| 特徴 | 逆転 |
| 効果 | 頭痛、肩こり、リラックス |
| 妊娠期 | 妊娠中期～後期 |
シャシャンカーサナ（ウサギのポーズ）のやり方
- 四つん這いの姿勢になり、肩の真下に手首、足は腰幅か少し広めに開きます。
☆膝が痛くなるなら、ブランケットを敷いてください。 - 両肘を曲げて頭を床につけ、そのまま数呼吸キープします。
☆肘が外側に開かないよう注意。 - 余裕があれば、両手を背中の後ろ、腰のあたりで組み、息を吸いながら腕を天井へ引き上げ、キープします。
☆または組んだ両手を腰に置くだけでもOKです。
- 両手を床につけ、膝を広げてお尻を後ろへ引き、足の上へ下ろします。
両手を重ねて、手の甲に額を当てて、全身をリラックスさせます。
そのまま数呼吸お休みしてから、ゆっくり身体を起こしましょう。
頭頂のマッサージ
- 2.のポーズをとったまま、円を描くように小さく身体を回して頭頂をマッサージします(右回し、左回し)。
効果
- 頭を床に下げることで頭部への血流を促し、首から肩周りの筋肉が伸ばし、コリや詰まりをほぐします。
注意点・禁忌
- 頭が内臓より下になる逆転のポーズなので、胃の不快感を感じる場合は行わないようにしましょう。
バリエーション
こちらでさらに詳しい解説をしています。
ポーズの取り方については、妊娠期以外に行うことを想定していますので、
妊娠期中は参考までにご覧ください。
＞＞シャシャンカーサナ（うさぎのポーズ）のやり方と効果│ヨガポーズ
