【時間帯別のドーシャ】食事をする時間を間違えると消化と代謝に問題が

kitchari ブログ

仕事が忙しいと、お昼ご飯のタイミングを逃してしまいます。

でも、実は食事の時間も、消化と代謝を最適にするためには大切なんです。

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ピッタの時間

アーユルヴェーダでは時間帯にもドーシャの性質があり、時間帯によって推奨される行動が決まっています。

午前10~午後14時の間はピッタの時間、この時間帯にするべきことは、「一日の中で最もしっかりした食事を食べること」です。

しかしながら……

現在、飲食店勤務の身……忙殺される時間がこのピッタの時間に重なり、残念ながら、食べ逃してしまうということがよくあるのです。。

ピッタについて詳しく書いた記事はこちら
>>【ピッタ・ドーシャ】体質・特徴・食事のおすすめ

ピッタの時間にランチを逃したことでイライラMAXの私

料理教室にて、とある生徒さんに

「飲食店に勤めていて、決まった時間にランチをしっかりとれないのはわかりますが、ベストを尽くせるといいですね」

とアドバイスしている私。。

そういう私も平日は主に飲食店で働いています。

ランチのピークは11時~14時。しかし、その時間帯は何を隠そうピッタの時間。
14時か近くなると、私はちょっとそわそわします。

お客さんも落ち着いたし、そろそろまかない食べたい!

しかし、普段からドS系男子の同僚さんは、はぐらかしてなかなか代わってくれません。
そうこうしている間に、新しいお客様が入って、またホールが落ち着かない事態に。

結局、14時半を過ぎてまた落ち着いたかと思うと、厨房では料理がせっせと片付けられているという状態。。

「なんで片付けてるんですか!」
「なんだよ、食べたいって言えばいいじゃん」
「さっき言ったじゃないですか!」
「え?言ったっけ……」

このヤロ~

私は自分が厨房の場合は、ホール担当に声をかけて交代し、お昼をちゃんと食べさせるよう配慮しているので、これにはちょっとイラっとしました(お腹が空いてるしね)。

ここで、アーユルヴェーダ天使が勝てば、私はお昼ご飯をスキップし、ナッツやフルーツを軽くつまむ程度に留めました。

しかし、裏アーユルヴェーダ悪魔が勝ってしまったので、(しかもイライラしてやけくそ的に)普通にお昼ご飯を食べてしまいました……

食べる時の心のあり方とか(イライラしたり、他のことをやらない)、落ち着いて一息入れて食べることとか、いつも生徒さんにお話ししていることが、この時できませんでした…

 

お腹が空いていないのに次のご飯を食べる

そして、その日に限って新メニューの試作のために、社員の方々やパートの方がやってきて、私も新メニューを一緒に作りました。

その間、せっせと何か作り始めるパートさん。

「サラダうどんを作ったの。食べるわよ」

……え?

なんですと?

この時、6時ちょっと過ぎ。

さっきお昼ご飯を食べてから、まだ3時間経っていません。

「アグニ(消化力)を弱める行動には、一度にたくさん食べ過ぎること、前食べたものがまだ残っているのに、新たに何か食べること」

これもいつもお話していることなのに、パートのおばあさんのご厚意に、意志が勝てず、結局全て食べてしまいました。。

アグニについて詳しく書いた記事はこちら
>>消化の火・アグニとは

 

体重増加、けだるさ、眠気_カパの増加

そして次の日、完全にカパが乱れた時の状態が現れました。


カパについて詳しく書いた記事はこちら
>>【カパ・ドーシャ】体質・特徴・食事のおすすめ

朝起きられず、顔も足もむくみ、活力が出ず、倦怠感。そして体重の増加。
当然お腹もすいていません。
前日の裏アーユルヴェーダ行為の反動がきました。

ちなみに、アーユルヴェーダ的にいうと、ここで悪いのはドSの同僚でもサラダうどんのパートさんでもなく、選択を誤った私なのです。

私が、食事をスキップしたり、自分の状態を人に伝えたりする努力を怠ったがための結果なのです。。

こんな小さなことが、重なり積もり積もって、体の弱いところに未消化物がたまり、毒となって、様々な不調を招くことになります。

 

リセットのキッチャリー

消化力が弱まった時は、食事をスキップできるようならスキップし、できないようなら、とても消化にいいものを食べます。

サラダうどんの翌日の晩御飯はキッチャリーでした。

ビーツとかぼちゃ、チンゲンサイとお米のキッチャリー。ガス、膨張感があったので、豆は控えました。

消化を助けるフラックスシードミールをふりかけ、ナッツも少量……ナッツは消化に重いので、控えるのがベストです。が、流動食のようなキッチャリーを食べると、ナッツの食感が欲しくなるんです。。

これも執着ですね。