2018年3月末、Hale Puleのパンチャカルマホームセラピーを行いました。
10日間の経過をギュッとまとめてご報告します!
家でデトックスする・パンチャカルマホームセラピー
Hale Puleのパンチャカルマホームセラピーを、3月21日から3月30日までの10日間実施しました。
プラクティショナーはHale Puleのマイラと奈美さん。
(お世話になりました…)
パンチャカルマについてはこちらの記事で書いています。
>>【パンチャカルマとは】効果・自宅でも行える?
パンチャカルマをこれから実践したいけど、治療院や施設に入るには、お金も時間もない。仕事の関係でも不可能。
そんな人も多いかと思います。
パンチャカルマホームセラピーは自宅で行うパンチャカルマですが、これですら、仕事をフルでやっている人には少しきついかもしれません。
……不可能ではないと思いますが。
私はこの時、有給消化期間だったので、1日を除いて仕事はほぼありませんでした(というより、家でできる仕事でした)。
どんなことをするのか、この記事が参考になれば幸いです。
10日間のパンチャカルマの流れ
パンチャカルマ開始・ギーの内服(1、2日目)
1、2日目は養成期間。ギーの内服、食事をキッチャリーにして、活動を控えてゆったりと過ごします。
前日のお昼からキッチャリー食に変えました。
トリファラを初めて飲んで悶絶…
スタートの体重、43.1kg(ちょっと体重増え気味でした)
ギーの内服が始まりました。
ギーについてはこちらの記事で書いています。
>>話題のアーユルヴェーダオイル「ギー」!その効果効能とは?
1日目 大匙1.5くらい
2日目 大匙4(すでにこの量……うぇぇ(失礼))
養成期間は家で過ごす(3、4日目)
ギーの内服の量が増えて気持ち悪くなり、食材の買い物行ってきたら疲れてしまいちょっと横になりました。
パンチャカルマ中は過去の心の未消化物も溶けます。
夢を見ましたし、日中も、いろいろ思い出して涙が出てきて……
ちょっと疲れて電話相手に明るい対応ができませんでした。
仕事をしない期間中にパンチャカルマできるのはいいですが、食べ物がキッチャリーだけというだけで、食べ物にあふれた町には出たくなくなるものですねえ。
あまり人に会う気にもなれず、ちょっとテンションが下がり気味に……
気晴らしは散歩くらい。にしても、いい散歩道だなぁ(笑)
ギーの内服量が最大に・養成期間(5日目)
ギーの内服が大匙5に。
4日目の大匙4.5ですでに「ギブ…」って感じだったので、最後の大匙2くらいは朝食に混ぜて飲み込みました。
アーユルヴェーダカフェ営業日のため、動きっぱなし。
キッチャリーは守っていたものの、カフェで出す料理やお菓子の味見などで若干決まりを破ってしまいました。
この日のカフェのランチメニュー
同じ日の私のランチメニュー・キッチャリー
本処置ヴィレチャナ(6日目)
ヴィレチャナ(本処置の一つ)の日。
下剤を飲みピッタを鎮めます。
ピッタについてはこちらの記事をご覧ください。
>>【ピッタ・ドーシャ】体質・特徴・食事のおすすめ
12時ぴったり はちみつ+牛乳+ひまし油
16:30頃最初のアレがきます。
飲んでから最初のアレまでの時間は人によりけりらしく、
ずいぶん経ってもこなかったので不安になりましたが、無事にきました。
アレは、20時にはおさまりました。
朝夜は重湯で、昼は下剤のみ。。
ご飯食べたいよ~……
(食欲はパンチャカルマ中を通してそこまで落ち込まなかった私)
宿便が出切った(7日目)
朝ごはんに重湯を食べたあと、さすがに普通のご飯が食べたくなりました。
お昼に食べたキッチャリーが、何年ぶりかと思うくらいマシな食事に感じました(笑)
ちなみに、朝測った体重は41.2kg
前日比-1.5kgで、このくらいの量が胃や小腸から出て行った(溜まっていた)と思うとびっくり。。ほとんど水分だったとしても、牛乳パック1.5個分。。
そして、パンチャカルマ中は洗髪できず、オイリーな感じ。
オイルの匂いが染みついたタオルたちも、うえーん、うえーんと言っているよ~
ヴァスティを行う(8、9日目)
ヴァータの時間にヴァスティを行います。
浣腸を自分でやります。
ものすごーく、不安でした。
エネマシリンジっていうものの存在を初めて知りましたし、もちろんこれを自分で使うなんて~
こんなゴム製のよくわかんないものを突っ込むなんて~~
といった具合に、エネマシリンジをうまく使えるか不安でしたが、やるしかないので、一つ一つおそるおそるやってみたら、意外に簡単で、ラク。
これまた大腸から一気にデトックスできた感じで、身体がかるーく。
仰向けになってじっとしている時に、いろいろなことを思いました。
パンチャカルマ最終日(10日目)
体重が少しずつ元に戻ってきました。
キッチャリーも、ここまでくると具を変えようがキッチャリー。
個人的には3.31で節目を(一般的にもそんな時期ですが)迎えるので、そのことについて少し胸がざわついて、最後のヴァスティの間も頭の中でいろいろなことを考えて……
それでも40分じっとしていると、いかに自分がじっとしているのが苦手かというのが分かります。
じっとしていないから行きたい道を再確認できずに突っ走ってきたんだということも分かります(;^_^A
それにしても、ヴァスティは心配していたほど、怖くも不快でもありませんでした。私としては。
こんな感じで、10日間のパンチャカルマは3月30日をもって終了しました。
パンチャカルマからすでに一週間が経とうとしているところです。
最後のオイルヴァスティは、8日目、9日目のダムシャーラバスティとは異なり、速攻で大腸のものが出ていく、ということはなく、少しずつ、少しずつ出ていく、という感じでした。
しばらく、腸が滑らかになっていたのか、便の様子や出方が違いました。