体にいいイメージのある豆乳。
健康志向から、豆乳を利用している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、豆乳の基礎知識と、普段の食卓に活用しやすいレシピをご紹介します。
豆乳
低エネルギー、低脂質、低糖質で、コレステロールを含まない。
豆乳は、ヘルシーな食材として知られています。
分類 | 豆類 |
発祥 | 中国 |
栄養 | たんぱく質、脂質、鉄分 |
豆乳の栄養
たんぱく質、脂質が主成分。糖質、ビタミンB1を含みます。
特にたんぱく質、脂質の含有率は牛乳に似ています。
豆乳には牛乳と比較して鉄分が豊富に含まれています。
イソフラボン
ポリフェノールの一種で女性ホルモンのエストロゲンと似た効果を発揮します。
骨粗鬆症予防効果、抗動脈硬化作用、更年期障害の緩和など健康にいいとされています。
また、乳がんや前立腺がん等の予防の効果も期待されています。
レシチン
コレステロールの吸収を抑制する効果や脳内の情報伝達をスムーズにし、脳を活性化する働きがあります。
サポニン
強い抗酸化作用があり、脂質の酸化を抑えながらその代謝を促進し、中性脂肪の吸収を抑制する効果が期待されています。
豆乳の種類
大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮つめた汁を漉したのが無調整豆乳。
味は豆腐とほぼ同じで、大豆特有の青臭さがあります。
この無調整豆乳を牛乳に似せて味を調えたのが調製豆乳。
また、果汁やコーヒーなどの風味原料や砂糖などを加えた豆乳飲料も販売されています。
無調整豆乳と調整豆乳の違い
日本農林規格による定義によって分類されています。
以下は、農林水産省「豆乳類の日本農林規格(https://www.maff.go.jp/j/kokuji_tuti/kokuji/k0001426.html)」より抜粋、改変したものです。
大豆たん白質含有率
無調整豆乳 | 調製豆乳 |
3.8%以上 | 3.0%以上 |
食品添加物以外の原材料
無調整豆乳 | 調製豆乳 |
大豆以外のものを使用していないこと | 以下に列挙している物以外の物を使用していないこと 1. 大豆及び脱脂加工大豆 2. 食用植物油脂 3. 調味料(砂糖など) |
食品添加物
無調整豆乳 | 調製豆乳 |
使用していないこと | 消泡剤、 pH調整剤、 品質改良剤、乳化剤、香料など特定のもの以外のものを使用していないこと |
豆乳を使ったレシピ
豆乳を使った料理をご紹介します。