アーユルヴェーダの簡単料理レシピ「柿のシチュー」をご紹介します。
家にたくさん柿がある時に、大量消費できて、体もあったまる一品です。
柿
柿は日本古来の果物。
ビタミンC、β-カロテンなどの栄養価が豊富。
抗酸化作用があり、病気や老化、風邪予防や肌荒れ防止に役立つ素晴らしい果物です。
一方で、柿が苦手、なかなか食べきれない、ということも多いのでしょうかないでしょうか。
このレシピでは、柿を加熱する分、食べやすくなり、余りがちな柿を多めに消費できます。
柿のシチュー
シチューとは、肉や野菜を長い時間煮て、食塩・バターなどで味をつけたもの。
このレシピでは、肉や野菜の代わりに、柿を甘く煮ます。
また、バターではなく、アーユルヴェーダで最も優れているといわれるオイル「ギー」を使います。
熱に弱いビタミンCも、煮汁も一緒に飲むことで摂り逃しがありません。
とろりと甘く煮た柿は、柿の渋味や種の周りの食感が苦手な方にも食べやすいはず。
温かく、甘い柿のシチュー、冬に乱れがちなヴァータも落ち着けてくれます。
【材料】柿のシチュー(2人分)
- 柿 大きめ1個
- 黒胡椒 少々
- ギー 小さじ1
<生姜黒糖シロップ>
- 水 150cc
- 黒糖 8~10g
- 生姜(薄切り)2枚
特記事項
- 柿は熟しきる前の、少し硬いくらいのものが良いです。
- 柿の熟し具合によって、黒糖の量を調整しましょう。使わなくても良いです。
- 黒糖以外の砂糖でもOKです。
【作り方】柿のシチュー
- 生姜黒糖シロップを作る。
水、黒糖、生姜を小鍋に入れて沸かし、黒糖を溶かす。
煮立ったら火を止める。 - 柿は皮をむき、種を取り除き、食べやすい大きさに切る。
- 鍋にギーを温め、柿を1~2分ほど炒める。
- 生姜シロップを入れ、蓋をして弱火で3~4分煮る。
- お好みで黒胡椒をふりかけ、完成。
ポイント
- 柿は煮ている間に柔らかくなります。
少し多めに切っておくのがおすすめです。