【マインドフルネス・メディテーションの効果】瞑想は隙間をお友達にする方法

瞑想 ブログ

みなさんは、瞑想を日常的に取り入れていますか?

本稿では、瞑想をする中でどう感じるか、瞑想がもたらす恩恵をご紹介します。

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瞑想(メディテーション)・マインドフルネスとは

瞑想とは何でしょうか?

瞑想とは、目を閉じて静かに、じっとして、無心になること。
意識を何かに集中させること。

最近、マインドフルネスなどといった名前で、メディアに取り上げられることも多くなりました。

瞑想、メディテーションが流行っているともいえます。

お昼休みにメディテーションをする起業もあります。

頭がすっきりして、仕事の効率が上がったという声も聞かれます。

また、瞑想を取り入れている幼稚園の園児は集中力が高いなど、瞑想には様々な効果があるようです。

瞑想できない理由

流行っている、といいつつ、実際に、瞑想を日常から行っている人は少ないのではないでしょうか。

その理由は次のようなことが考えられます。

  • 忙しくて瞑想を取り入れるのが難しい
  • 効果がイマイチ分からない
  • なんとなく胡散臭い感じがする
  • そういうことをしていると家族に知られるのが恥ずかしい
  • 照れる……

私は気付くと「息を詰め」ている

筆者は、人から「図太い」とか、「意外と芯が強い」と言われることもたまにあるので、そこまで精神的に弱くないと思っていましたが、思い過ごしのようでした。

体にすぐに反応が出ます。

それは、高校生の時からそうだったのに、それが「健康でない」と気づいたのはつい最近でした。

こういう話をすると

「近頃の若い子は打たれ弱い。私の時なんて……」

と、思われてしまうかもしれませんが、

自分の不調に対し危機感をもち、改善するために取り組むことは、大丈夫だと自分に嘘をついて、騙して、押し通そうとすることよりよほど難しく重要です。

それにしても、なぜそのような体の変化が起こるのか、原因として、筆者の場合は以下のようなものがありました。

  • 新しいことを次から次へと始めすぎた。
  • 休んでいない。

休むのが下手な方は、存外に多いものです。

筆者の過去の例では、体に反応が出るくらいの不調があったころ、職場では緊張状態が続いていました。

慣れていない環境だし、今までとやっている仕事が全く違うので、気付くと呼吸がとても浅く、肩がこわばっているし、恐れのような感情を強く持っていました。

恐れる感情は夜眠る前に、特に表れて、関連した夢を見ることもありました。

そんな時に、久々にヨガ関係の人たちと話す時間を持てたことで、少し気持ちが解放的になったり、違う方向に意識を向けることで、気も楽になることもありました。

そして、瞑想をすることに恩恵を感じたのも、このような時でした。

落ち着きのなさの原因

落ち着きのなさはヴァータの特性です。

ヴァータが乱れる原因はたくさんありますが、一度にいろいろなことをやりすぎること、一つのことを完結させない、などもその一つです。

自分に癒しを与えたり、自分に微笑みかけたりする時間、隙間が全然ないと、ヴァータが悪化します。

そして、当初の予定以外のことが舞い込んできた時に、すぐにパンクしそうになります。

想定外の出来事に弱くなってしまいます。

自分の周りの環境や状況が良い時は、元気に動けても、そうでない時は、とことんマイナス思考になります。

そして放心したようにぼーっとなり、その場から物理的に動けなくなって、寝る時間がずるずる遅くなります。

心の余裕と隙間が足りていない。
隙間を作らないことが習慣のようになってしまいました。

瞑想の効果

瞑想は隙間をお友達にする

瞑想はそういう自分に、隙間をお友達にする機会を作ってくれるような気がします。

何もしないでいることが、本当に難しい人にとっては、これはとても役に立つことです。

しかし、日常生活できちんと胡坐で座れる状況ばかりにはありません。

そこで、キッチンに立ったり、職場の厨房で、電車の中で、瞑想とまではいかないまでも、一息入れます。

これはHale Puleのマイラがよく推奨しているメソッドでもあります。

そうすると驚くほど、自分が肺いっぱいに息を入れていなかったことに気づかされます。

※しかしながら、隙間を作ることも「タスク」の一つにしてしまわないようにしましょう。

気付いた時に一息入れるところから始めて、瞑想も少しずつ、やるようにしていきます。

瞑想は自分自身との分離を止める

皆さんは人から注意されるとどんな風に感じますか?

悪い方に考えないで、素直に受け止めて、改善していく方。

注意=批判・非難と受け取って、自信を喪失していく方。

いろいろな受け止め方があると思います。

筆者はヨガを学ぶ中で、「事実だけを受け止め、それとともに湧き上がる感情を、自分と同一視しない(客観的に見る)」ことを教わりました。

悪いことが起こっても、それが悪いことだと決めているのは自分。
要は捉え方の問題なのだと。

筆者はとてもマイナス思考な人なので、先ほどの「注意された」時に陥る状況としては圧倒的に後者でした。

むしろ、注意されないためにたくさんのことを頑張ってきました。

あまりいいモチベーションではありませんね。

先ほど瞑想は「隙間をお友達にする」と書きましたが、もう一つは、あらゆる外的刺激によって揺れ動く感情が、どんどんあらぬ方向に転がっていかないように、しっかりと意識を自分と結び付けておく方法だと思います。

(自分自身との分離を止めるというのはそういう意味で書きました)

意識を頭の中心(第三の目があると言われているところ)に向けると、それがやりやすいようです。

自分のエネルギーが集まるところです。


いかがでしたでしょうか。

感情(ストレス)が体に直接インパクトを与えてしまうような状況を緩和し、心の柔軟さを増してくれる瞑想。

瞑想が苦手な方も、日常に少しずつ取り入れてみてください。