サクサクの型抜きクッキーは、みんなが大好きなおやつの定番。午後のティータイムに食べれば気分も優雅に。
シンプルな材料とカルダモンというスパイスで作る、簡単なクッキーのレシピをご紹介します。
カルダモンクッキー
所要時間:40分
【ドーシャへの影響】:V↓、P↓、K↑
甘味はヴァータとピッタを抑えます。ヴァータとピッタの頑張り過ぎちゃう的なところが過剰になってきたら、リラックス効果のあるカルダモンクッキーとノンカフェインのハーブティーなどで、心を落ち着け、休息しましょう。
材料
直径2.5cmほどの花の形の型抜きで14~15個分取れました。
・植物油(今回はべに花オイルを使いました) 20cc
・甜菜糖 25g
・全粒粉 100g
・塩 ひとつまみ
・カルダモンホール 2粒
・カルダモンパウダー 小1
・ベーキングパウダー 小1/2
・ミネラルウォーター 適量
ちなみに使ったのはこちらの全粒粉です。
作り方
- カルダモンホールを潰し、中の黒い粒をスパイスクラッシャー(すり鉢、ごますり鉢でも可)で粉砕する。
- ボウルにオイルと砂糖を入れ、泡立て器でよく混ぜる。しっかり混ぜたら塩と1を加え、さらに混ぜる。
- 全粒粉とBPをふるい入れ、へらで切るように混ぜる。水を少しずつ足して、1つにまとめる。
- 生地をめん棒で薄く(0.5cmくらい)平らにのばし、型抜きする。
- クッキングシートに生地を並べ、180度に予熱したオーブンで20~25分焼く。
ポイント
- 具体的に「切るように混ぜる」とは、ボウルを回転させながら、カタカナの「ノ」の時を描くように混ぜる、ということです。
- クッキーづくりの過程には生地を冷蔵庫で休ませ、生地をめん棒でのばした後、さらに休ませる工程があります。
この目的は、焼いたときに生地が縮んだり、固くならないようにするためなので、できればこの工程を加えましょう。 - 型抜きして残った生地は、また一つにまとめてのばし、型抜きしてOKですが、練り過ぎないようにしましょう。食感が固くなります。
- カルダモンホール、カルダモンパウダーの量は、お好みで調整してください。ホールがない場合はパウダーを小2、パウダーがない場合はホールを3個にしてください。
カルダモンの効能
カルダモンは料理にも使いますが、お菓子にもよく合います。
カルダモンは全てのドーシャのバランスをとるサットヴァなスパイス。
サットヴァって何?と思った方はこちら
>>マハグナ_サットヴァ・ラジャス・タマス
端的には「中庸」、「バランスの取れている」というような意味です。
良質で香り高い、スパイスの女王であるカルダモン。
牛乳の粘膜形成の性質を軽減し、乳製品の消化を助けるといわれています。
カフェインの解毒を助け、チャイ、お茶、紅茶、お菓子にも使われます。
食欲増進、消化不良改善などが身体的な効果のほか、ストレス緩和・リラックスなど精神的にも効果があります。
クッキーづくりの基本の道具
- 大きめのボウル
作りたい分量が入るよりもちょっと大きめサイズにした方が、混ぜやすく、こぼれにくい。錆びにくく、強度に優れるステンレス製がベターです。 - ホイッパー(泡立て器)
オイルと砂糖を混ぜ合わせるのに使います。 - ゴムベラ
全粒粉を入れた後はこちらを使います。 - 粉ふるい
- めん棒
- はかり
- クッキー抜き型
好きな形の抜き型をご用意ください。 - オーブン用シート(クッキングシート)
あまりお菓子作りをしない人は、たまーにお菓子を焼こうと思うと「あ、ない!」となってしまうかも。
在庫を確認しましょう。
いかがでしたか?
簡易的なレシピですが、サクサクしていておいしいです。
出来上がったクッキーはよく冷まして、冷めたら瓶やジップロックなどに入れて保管し、湿らないようにしましょう。