妊婦さんにも負担が少なく、様々な効果が期待できるマタニティヨガ。
けれど、妊娠中はやってはいけないポーズがあります。
本稿では、妊娠中の禁忌ポーズをお伝えします。
妊婦さんにはやってはいけないポーズがある
初心者の方や、体が硬い方でも気軽に始められるマタニティヨガ。
通常のヨガから多くのポーズが取り入れられていますが、妊婦さんは行わない方がよいヨガのポーズもあります。
禁止されているポーズについてをよくお読みになり、理解した上で行うようにしてください。
マタニティヨガの禁忌ポーズ
安心してマタニティヨガを行うために、以下のような特徴のあるヨガのポーズは避けましょう。
マタニティヨガのインストラクターが指導を行い、以下の要素を避けたプログラムが組まれているスタジオでヨガを行う場合は安心ですが、
自己流でおうちでマタニティヨガを行う場合は、特に意識することが必要です。
お腹が圧迫されるポーズ
強度の強い前屈など、お腹が圧迫されるポーズは禁止されています。
- プラサリータパドッタナーサナ(立位の開脚前屈)
- ウッタナーサナ(深い前屈)
- ウパヴィシュタコナーサナ(開脚前屈)
- バラーサナ(子供のポーズ)
バーラーサナ(バーラアーサナ)は、通常のヨガでは、お休みのポーズと言われるくらい、強度の低いリラックスポーズですが、
太ももとお腹がくっつくポーズなので、お腹を圧迫します。
妊娠中は避けましょう。
うつ伏せのポーズ
床にお腹をつけて行ううつ伏せのポーズも、お腹が圧迫されます。
これらはのポーズは全て禁止です。
お腹に負担がかかりすぎるポーズ
腹筋を使うポーズも、お腹に負担がかかるので、全て禁止されています。
お腹を使って支えたり、背中をそらすポーズも、腹筋を使います。
- ナヴァーサナ(舟のポーズ)
- ウシュトラーサナ(ラクダのポーズ)
- ウトゥカターサナ(椅子のポーズ)
- ウッティッタトリコナーサナ(伸びた三角のポーズ)
お腹をねじるポーズ
お腹をねじるポーズもお腹に負担をかけるので、妊娠中は禁止されています。
難易度が高いポーズ、不安定なポーズ
難易度が高いものは全般的に体に負担をかけるのでNGです。
また、足を大きく上げて片足で立ったり、逆立ちなど腕だけで体を支えたりするポーズも全てNGです。
身体に負担がかかるだけでなく、不安定で転倒する可能性も高いです。